当施設 作業療法士の安田です。

令和7年9月、防府市で開催された第36回山口県作業療法学会にて『社会資源概念の変容-作業療法カウンセリングによる実践的気づき-』をテーマに発表しました。

 まずは、学会とは日頃の臨床で得られた知見や工夫を共有し、他の専門職の取り組みから学ぶことのできる貴重な機会です。今回の発表では、作業療法カウンセリングを通して、従来の「社会資源」をどのように捉え直せるかという実践的な気づきをまとめ、会場で多くの先生方にご覧いただきました。発表後には質問やご意見をいただき、新たな視点に気づくことができました。

 また、学会では基調講演として、実際に起業されている先生のお話を伺うことができました。印象的だったのは、その先生も最初から起業を目指していたのではなく、「地域高齢者の介護予防を考えたとき、生産世代から予防に取り組む必要がある」との思いが出発点だったことです。そして、起業に至るまでにはさまざまなファジーフロントエンドが存在し、何かを始める際には「タイミング」が非常に重要であると学びました。

 私自身も現在、通所リハビリに勤務しながら、市の委託事業を通じて地域高齢者と関わる機会が増えています。その中で、支援の方向性や取り組み方に悩むこともありますが、この講演を通じて「地域の活性化に自分も貢献したい」という思いを改めて強くしました。

 その結果、今回の学会参加は自己研鑽にとどまらず、利用者様への支援の質をさらに高めるための大きな一歩となりました。今後も積極的に学会活動に参加し、最新の知見を吸収しながら臨床に活かしてまいります。


学会の詳細については、山口県作業療法士会公式サイトをご参照ください。

これからも、学会で得た学びを日々の支援に活かし、利用者様にとってより良いサービスを提供できるよう努めてまいります。

作業療法士 安田