謹んで新年のお喜びを申し上げます。

 皆さまにおかれましては、令和6年となったお正月をお健やかにお過ごしされた事と存じます。旧年中は利用者の皆様とご家族様、提携会社・協力会社様には格別のご支援とご厚情を賜り、厚く御礼を申し上げます。

 新型コロナウイルス感染症が5類感染症となり半年間が経過しました。ご家族の皆様と入所利用者様の面会は、オンライン面会から1日限定4組の対面面会へ緩和し、12月から日曜祝日も含めた面会時間帯を設定し、ご親族であれば週1回自由に面会ができるよう更に緩和しました。ご家族との面会時の利用者様の素敵な笑顔を拝見して、利用者様にとって何よりの癒しであることを改めて感じているところです。

 今年は医療・介護報酬の同時改定となりますが、当施設においても直面する経営課題は山積みであり、光熱費の高騰や物価上昇による物品や消耗品費等の値上げ、特に人員不足は深刻な問題となっており、これらの諸問題に取り組みながら医療・介護サービスを低下しないよう、現場の職員と創意工夫を凝らしながら業務を行っているところです。

 さて当施設は令和5年6月より、岡田病院の医師である村田武穂先生を新施設長としてお迎えしました。介護老人保健施設の理念と役割は「リハビリテーション施設」「在宅復帰・在宅生活支援施設」「地域に根ざした施設」です。今後も感染症対策に努めながら利用者様の意思を尊重し、望ましい在宅または施設生活が過ごせるよう、多職種連携チームでご支援させて頂く所存ですので、引き続きご支援ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

 利用者様、皆様の益々のご健勝とご多幸をお祈り申し上げ、年始のご挨拶とさせて頂きます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。

令和6年1月吉日
医療法人社団 成 蹊 会
介護老人保健施設 サンライズ21
事務長 有井 聡